妊娠高血圧症候群に注意して|妊娠☆子育てnavi【パパの出産編】

妊娠高血圧症候群とは一体何?妊娠高血圧症候群とは一体何?

妊娠することで母体に与える負担が大きくなっていき、外側の変化以上にママの身体の内側にも変化が起きています。その中でも血管に対しての負荷が大きくなることで起こる病気のひとつが妊娠高血圧症候群です。

妊娠高血圧症候群は血管が収縮する病気妊娠高血圧症候群は血管が収縮する病気

血管が収縮することで血圧が上がると高血圧になります。
また、この血管の収縮が腎臓で発生すると尿タンパクが出るようになります。

妊娠20週以降に高血圧がみられるとき、もしくは、高血圧に尿タンパクを伴うときのいずれかで妊娠高血圧症候群と診断されるようです。昔は妊娠中毒症とも呼ばれていた症状のひとつです。

この妊娠高血圧症候群にはなりやすい妊婦さんとなりにくい妊婦さんがいるので、
自分の妻がどれにあたるのかを考えて対処してあげてください。

妊娠高血圧症候群になりやすい妊婦さんって妊娠高血圧症候群になりやすい妊婦さんって

妊娠高血圧症候群は出産するまでまず治りません妊娠高血圧症候群は出産するまでまず治りません

妊娠高血圧症候群と診断されたからといって、すぐに赤ちゃんに影響を及ぼすような事態にはなりません。診断されたら自宅で布団に横になる生活を中心にして栄養のとれた食事や軽い運動で安静にしておくことで無事に出産できます。

もともと高血圧や腎臓病、糖尿病などの持病がある妊婦さんや、遺伝的な素因を持っている妊婦さん、血管が老化を始めた高齢の妊婦さんなどが妊娠高血圧症候群になりやすいとされていて、多胎妊娠している場合や妊娠中に過剰に体重が増えたり、過度なストレスを受けたりしても発症しやすいとされています。
ですので、発症してしまったらママが悪いんだと思わないようにパパがケアをしてあげてください。

一度発症すると分娩後約12週まで続く病気で、その後は高血圧や尿タンパクは消えるとされていますが、もちろん、発症しないにこしたことはないので、この病気に関しては予防が一番大切になります。

妊婦さんだけでは自覚しにくいケースもいっぱいあるので、パパが冷静に判断してあげてください。

妊娠高血圧症候群にならないように予防しよう!!妊娠高血圧症候群にならないように予防しよう!!

妊娠高血圧症候群予防の基本は食事妊娠高血圧症候群予防の基本は食事

予防には減塩、低カロリー、高タンパクな食事を心がけてカルシウムをいっぱい摂取してください。

肥満の妊婦さんなら高カロリー食を好んで食べているかもしれませんが、
二人分食べるといいって説は昔話です。絶対に低カロリー食を積極的に摂取してください。

また、ストレスのない規則正しい生活も予防の重要な要素だそうです。
家事や仕事は余裕を持ってやるのがベストで、軽いウォーキングも効果的です。

妊娠高血圧症候群と診断された妊婦さんは絶対に安静にしていてくださう。
症状が悪化してしまうと、赤ちゃんに充分な酸素と栄養が行き渡らなくて子宮内胎児発育遅延になる可能性もあります。また、妊娠すら危険だと判断されると帝王切開や分娩誘発によって強制的に赤ちゃんを出産しなくてはならなくなります。赤ちゃんの発育にもよくないし、費用負担も増えてしまう結果になります。

僕はこうして妊娠生活を乗り切りました僕はこうして妊娠生活を乗り切りました

つわりのときは間食をしないと落ち着かない時期もあったので、低カロリーなゼリーやヨーグルトを買って帰ってましたね。

その他ではデザートやフルーツを食事の前後に一緒に食べたり、調味料を減塩や低カロリーのものに変えたり、夕食後に自宅でマタニティヨガをしたり、決まった時間に眠りに就いたりしました。