立ち会い出産について
立ち会い出産とはパパが陣痛が始まってから分娩室に向かい、赤ちゃんが生まれてくるまでを妊婦と一緒の時間を過ごすというモノ。
立ち会い出産にもいろいろあります
立ち会い出産と一口に言っても、陣痛が起こっている間だけ付き添ったり、分娩室から付き添ったりと程度はさまざま。どの立ち会い出産でも重要なのは、パパもママと同様に出産・分娩のプロセスを知るということです。ママがどうなったらパパにはこうしておいて欲しいとかどこをさすってあげるのがいいのかなど、陣痛が始まってからでは細かく指示も希望も伝えられないママを事前の知識でサポートするための一つが立ち会い出産。
赤ちゃんを迎える作業を夫婦二人で協力し合ってすることで絆がより強まると同時に、男性はパパになる自覚が少しずつ芽生えてきて、産後の育児にも積極的になれると言われています。
どこでも誰でも立ち会い出産はできるの?
立ち会い出産の詳細はお産をする産院によります
というのも、今では旦那が立ち会い出産に参加するだけではないんです。
お産をする産婦人科医院にもよりますが、妊婦の許可があれば両親でも兄弟でも友人でも立ち会い出産に参加することは可能なんです。立ち会い出産を完全に認めていない産婦人科医院もありますので、そこは分娩する予定の医院で聞いてみてください。
また、立ち会い出産を認めている産婦人科医院でも両親学級への参加が義務付けられていたりもしますので、希望があるようなら先に聞いておいたほうがいいでしょう。パパ・ママにとってお産をする産院を選ぶひとつの選択肢にもなるわけですから。
あなたは立ち会い出産しますか?
立ち会い出産をする割合は全体のお産の約4割
立ち会い出産をしたパパでよくなかったという話は聞いたことがありませんが、産後にセックスレスになる夫婦もいるのは事実だそうです。
また、あるアンケートによると、パパの立ち会い出産を希望している妊婦は約8割にも上るんだそう。
つまり、立ち会い出産に対するパパとママの認識のずれが少なからずあるようです。ママにとっては不安なときに安心できるパパがすぐ横にいるのといないのでは気持ちが全然違うようですが、パパの頼りなさが目立ってしまう結果になるケースもあるみたい。パパも立ち会い出産についてはきちんとした自分の意思をママに伝えて話合いをするべきです。
立ち会い出産だけがママのサポートではありません
両親学級に参加したり、日ごろからのマタニティマッサージやマタニティヨガ、家事などなどママをサポートしてあげられるところはいくらでもあります。立ち会い出産だけが妊婦のサポートではありませんよ。
僕はこうして妊娠生活を乗り切りました
私は最初から立ち会い出産希望でした。だって、自分一人では絶対にできない経験がそこにあるんですから、体験しない手はないでしょう。
命の誕生は一緒に経験しておきたいじゃないですか。