離乳中期の離乳食ガイド
離乳食をスタートさせて3か月目に入るころ、離乳食は離乳中期に入ります。
生後7ヶ月〜8ヶ月頃を目安とし、腰がしっかりしてきて1人で上手にお座りができるようになった頃が離乳中期。歯がはえてくる子も増えてきますが、まだ歯を使って離乳食を食べる時期ではありません。ベビーチェアなどに座って、食べさせられるようになるのが、この時期です。
離乳食に慣れてくると、唇を閉じて食べ物をゴックンと飲み込めるようになります。また口の中の食べ物を舌と上あごを使ってつぶして食べられるようになります。
目安の行動としては、赤ちゃんの舌が前後・上下に上手に動くようになってきた頃。食べ物は豆腐やプリンの固さに、一口の大きさや固さを少しずつ大きく変えていきましょう。
最初はベタベタとした状態の中に、少しかたまり状のものが混じる程度からスタート。かたまり状を舌でつぶせるようになってきたら、やわらかい粒状のものを増やしていくようにします。
離乳中期では、まだ食後に母乳またはミルクをあげるようにしてください。離乳食とは別に、母乳やミルクは赤ちゃんの欲するままに、1日3回程度あげてください。
離乳中期の食事のスケジュールは?
午前中に1回・午後に1回、母乳やミルクの前に離乳食をあげるようにしましょう。
離乳食後は、母乳やミルクを飲みたいだけ飲ませてあげます。
タイミングは、授乳時間を目安にしながらで良いです。
赤ちゃんが1日2回、スムーズに離乳食を食べられるようになったら、少しずつ大人の食事時間に近づけていくようにしましょう。毎日の生活にリズムをつくっていくことが目的ですが、決して無理強いをせず、赤ちゃんの機嫌を最優先に時間を調整してあげてOKです。
離乳食を1日2回食べるようになると体に必要な栄養の1/3を離乳食から摂取するようになります。
おかゆや野菜はもちろん、まぐろやかつおなどの赤味魚、ささみや挽肉などの鶏肉やレバーも利用できます。できるだけ色々な食品を食べさせてあげましょう。
卵は卵黄から始めます。
離乳後期になると全卵をあげても大丈夫になり、1/2個量程度の全卵も使えるようになります。
離乳中期には、食べ方や食べる量に個人差が目立ってきます。
離乳食をあまり欲しがらず、母乳やミルクが大好きな赤ちゃんもいれば、食べることが大好きな赤ちゃんもいます。また、日によって食事量にも差がでてきます。ですので、一日くらい食事を嫌がっても、あまり心配することはありません。
極端に食が細かったり、食べるのを嫌がるなどの場合以外、順調に体重が増えているようなら赤ちゃんに合ったペースで進めていけば大丈夫です。
引き続き、肌やウンチの状態をこまめにチェックすることも、忘れずに。
離乳中期の食事の目安
離乳中期の頃の食べ物は舌で簡単につぶせる豆腐や、プリンぐらいの固さが目安。
初めは細かいみじん切りからスタートし、徐々に2〜3mm角程度のみじん切りへと切り替えていきましょう。今まで食べていたベタベタとした状態の食材の中に、少しかたまり状のものを残すようにします。
食品の固さを急激に変えると、嫌がって口から出したり、食べ物を詰まらせる恐れがあります。様子を見ながら徐々に固さを変えていきましょう。
鶏肉や魚など、たんぱく質を含む食材を使う場合は、きちんと加熱処理をしてから使います。
身をほぐす際も慎重に骨を取り除いてあげてください。ほぐしたものに水溶き片栗粉などでとろみをつけてあげると、食べやすくなります。
素材の味だけだった食事からだしの味を覚える時期へと移行していきます。
しょうゆなどはごく少量にとどめ、だしを使って風味づけをした食事にしていきましょう。味に変化をつけたい時は酸味のある食材(トマトや果物など)を使うと、風味が変わり、食事が楽しめます。
上手なごはんのあげかた
離乳中期になると、赤ちゃんはしっかりとお座りができるようになり始めます。ベビー用のいすに座らせ、ママと向き合って食事を食べさせてあげましょう。
又、食事中は赤ちゃんの食べる様子や口の動かし方をしっかりチェック。
離乳食が固すぎたり大きすぎたりすると、口から出してしまったり、喉を詰まらせてしまうケースも。口を上下前後に動かし、リズムよく食べているようなら、やわらかいかたまりを徐々に増やしていきましょう。
食後には引き続き、母乳がミルクをあげるようにしましょう。
赤ちゃんが欲するままに、1日3回程度を目安にしてください。
又、この時期に気をつけたいことは「急いで食事を与えないこと」。
ママは食べ物をあげる時、どうしても急いでしまいがち。まだ口の中に食べ物が残っている状態で次のスプーンを口元に運ばないように。離乳中期の赤ちゃんは、「食べ物を舌でつぶして食べる」ということを勉強中。まだまだ練習中なので、赤ちゃんのペースに合わせて焦らず食事を運んであげるように心掛けましょう。
引き続き、声をかけてあげたりしながら、楽しくコミュニケーションをとる姿勢も忘れないで。「食事は楽しい」と伝えてあげられるようにしましょう。