離乳初期の離乳食レシピ|妊娠☆子育てnavi【育児編】

離乳初期の離乳食作り離乳初期の離乳食作り

離乳食初期(生後5ヶ月〜6ヶ月頃)の離乳食は、「やわらかくゆでてからつぶす」という調理方法が基本。最初の1か月は、栄養補給というよりは、食べることに慣れるのが目的ですので、どんな食材もとにかく「柔らかくすりつぶす」ことが大切です。

1回に食べる量は少ないのですが、裏ごし・すりつぶし・すりおろしなど、<br /> 手間がかかるのがこの時期の食事の特徴です。1回に食べる量は少ないのですが、裏ごし・すりつぶし・すりおろしなど、
 手間がかかるのがこの時期の食事の特徴です。

最初はトロトロとしたものからスタート。10倍粥をすりつぶして裏ごしをしたものや、水分をたっぷり加えてとろとろにしたものを与えてあげてください。

ゆるい離乳食を上手に飲み込めるようになったら、少しずつ水分を減らしていきましょう。ゆるい離乳食を上手に飲み込めるようになったら、少しずつ水分を減らしていきましょう。

3〜4さじに増えたらトロトロとしたものからポッテリした程度の水分へと水分を減らし、柔らかく煮た野菜や果物を加えていきます。

離乳食初期の食事には味付けは不要。素材の味をいかし、食材ごとの味の違いに慣れましょう。離乳食初期の食事には味付けは不要。素材の味をいかし、食材ごとの味の違いに慣れましょう。

離乳初期の食事 上手な作り方離乳初期の食事 上手な作り方

離乳食はすりつぶしたり裏ごししたりする必要があるので、面倒に感じるときも。

そんな時は一度にまとめて作って小分けに冷凍するなどの工夫をしましょう。そんな時は一度にまとめて作って小分けに冷凍するなどの工夫をしましょう。

特に、柔らかく炊いたお粥を小分けにして冷凍しておけば、離乳の段階に合わせてそれにその他の食品を加えればOKなので、とても便利です。食べ物のすりつぶしも、一度の量はとても少なくて良いので、一度に作って小分けにして冷凍保存し、必要な分だけ取り出して使うようにしましょう。

食べることの喜びを教えてあげてください

離乳食の後は、母乳やミルクを赤ちゃんが飲みたいだけたっぷりあげましょう。

毎日沢山の種類を調理する必要がなくなります。

離乳初期の基本の食事のレシピ離乳初期の基本の食事のレシピ

離乳初期、離乳食のいちばん最初はとろとろのおかゆからスタート。

そこから、徐々に水分を減らしたもの・野菜や果物やその他の食べ物を加えていきますので、最初に作っておいて、小分けして冷凍保存しておくと便利です。その場合、5日位で消費してしまうようにしましょう。あまり古くなったものは使わないようにしてください。

離乳食は、徐々におかゆにその他の食品を加えていきましょう。パン・いも類・豆腐・ヨーグルトなどの他、白身魚もOK。又、緑黄色野菜も積極的に取り入れましょう。食品スープ状にして作り置きをしておけば、毎日沢山の食品を下処理する必要がなくて、便利です。こちらも冷凍保存しておいて、3〜4日で使い切るようにしましょう。

ここでは10倍粥と野菜スープのレシピを紹介します。


10倍粥のレシピ
材料米1/4カップ、水2と1/2カップ
作り方@鍋に米と水を加えて火にかけ、沸騰したら弱火にして40分ほど煮ます。
途中で水分が減ったら、水を足しましょう。
A火をとめたら10分ほど蒸らす。
B裏ごしをしてなめらかにしたら出来上がり。
野菜スープのレシピ
材料キャベツ1/2枚、たまねぎ1/2個、じゃがいも1/4個、にんじん2センチ分など
アク・クセのない野菜なら何でもOK。季節に応じてカブ・かぼちゃ・大根なども使ってみましょう。
作り方@野菜を粗めにきざみ、野菜がかぶる程度の水を加える。
Aアクをとりながら、弱火で15〜20分ほど煮る。
B野菜がやわらかくなったら、万能こし器でこす。こし器をつかわずすりつぶしても使えます。

上手なごはんのあげかた上手なごはんのあげかた

離乳食体験は赤ちゃんにとってもビッグイベント。初めてのびっくり体験なのです。
ですので、嫌がったりぐずったりしても焦らないで。ママもリラックスした状態で接してあげることが一番大切です。最初のうちはひざに抱っこしたりしながら、親子でリラックスできる姿勢でスタートしましょう。

離乳食の食べさせ方は、スプーンを赤ちゃんの下唇に水平になるようにのせ、上唇で食べ物を取り込むのを待ちます。離乳食の食べさせ方は、スプーンを赤ちゃんの下唇に水平になるようにのせ、
 上唇で食べ物を取り込むのを待ちます。

上唇が下りてきて離乳食を取り込んだら、水平の状態を保ちながらスプーンをゆっくりと口の中から引き抜きます。最初の頃は、食べ物を口に入れても上手に唇を閉じることができずに、口の端からこぼれてしまいます。また、食べ物を舌で押し出したりもします。唇を閉じてゴックンと飲むことができるようになるまで、焦らずゆっくりと進めていきましょう。

逆に、嫌がらずに最初から喜んで食べても、急激に食事量を増やしてはいけません。消化器官が未発達な赤ちゃんですから、お腹を下してしまう原因となります。1日1さじからスタートしましょう。

声をかけてあげたりしながら、楽しくコミュニケーションをとる姿勢も忘れないで。「食事は楽しい」と伝えてあげられるようにしましょう。