離乳後期の離乳食レシピ|妊娠☆子育てnavi【育児編】

離乳後期の離乳食作り離乳後期の離乳食作り

離乳食後期になると、赤ちゃんが食べられる食材が急激に増えてきます。あじ・いわしなどの青魚、いか・たこ・えび・かに・貝類などもOKに。和風だしを使った風味づけや野菜スープ・トマト味など、味付けにバリエーションをつけて楽しむことが可能になってきます。これまでほとんどが「煮る・炊く」だった調理法に「香ばしく焼く」などを加えることで味に変化をつけることができます。

又、離乳食の固さや大きさだけではなく、たんぱく質やビタミンといった栄養バランスも考えた食事を心がけましょう。

引き続き、何を食べたかをメモしておけば、摂取した食品の偏りが把握できます。

離乳後期の食事 上手な作り方離乳後期の食事 上手な作り方

この頃から徐々に、大人用のおかずを取り分けて、離乳食に用いることができます。この時、必ず味付けをする前に取り分けて使うこと。大人用の味付けは赤ちゃんに濃すぎます。あくまでだし風味程度の味付けで。

離乳後期になると、牛肉や豚肉も食べられるようになる時期です。赤身のもので脂身の少ないものを選びましょう。1食分はおよそ15g程度にとどめ、過剰摂取にならないように気をつけましょう。

又、離乳食に新しく取り入れる食材は、少量からスタートするようにしましょう。又、離乳食に新しく取り入れる食材は、少量からスタートするようにしましょう。

離乳後期のこの時期、気づかずに鉄欠乏性貧血になる赤ちゃんがいます。離乳後期のこの時期、気づかずに鉄欠乏性貧血になる赤ちゃんがいます。

どんどんおいしいものを知っていってね!

赤身魚や レバーなど、鉄分を多く含む食材も積極的に取り入れていきましょう。
市販されているレバーペーストなどを使うと、簡単で便利です。

市販されてるベビーフードを使うと、食品の幅も広がり、手間も省けます。市販されてるベビーフードを使うと、食品の幅も広がり、手間も省けます。

ベビーフードには、粉末やフリーズドライ製品、びん詰めやレトルト製品などがあります。月齢にあわせて、固さや素材が工夫されていて、保存量や添加物は含まれていないものがほとんど。食材の1つに用いると良いでしょう。粉末やフリーズドライ製品は乾燥した涼しい場所にしまい、日光が直接あたらないようにして保存します。

びん詰めのベビーフードは、開封後は冷蔵庫にしまって、なるべく早く使い切るようにしましょう。

離乳後期の基本の食事のレシピ離乳後期の基本の食事のレシピ

離乳食後期になると、おかゆもそろそろ5倍粥程度の固さに変えていきます。

この頃は、かむ動作を身につける大切な時期です。これまでの離乳食よりも、時間をかけて食事を与えてあげましょう。食べ物は徐々に固さをつけていきますから、赤ちゃんがゆっくり噛む・飲み込むのを待って、次のスプーンを運んであげるように気をつけましょう。

ここでは5倍粥のレシピを紹介します。


5倍粥のレシピ
材料米1/2カップ、水2と1/2カップ
作り方@鍋に米と水を加えて火にかけ、沸騰したら弱火にして40分ほど煮ます。
途中で水分が減ったら、水を足しましょう。
A火をとめたら10分ほど蒸らして出来上がり。
1回は80g程度を使用。小分けにして冷凍保存して使いましょう。

上手なごはんのあげかた上手なごはんのあげかた

離乳後期になると、ベビー用のイスなどにきちんと座らせ、大人と同じ食卓で食べる食事を始めましょう。

ママが食事を口に運ぶ際、スプーンを口の奥まで入れてしまうと、前歯で食べ物をうまく取り込むことができなくなってしまいます。ベビーが食べ物を口に入れてしっかり噛む練習ができるよう、スプーンを口に運ぶ時には注意してあげてください。又、ママはついつい急いで食べ物を与えてしまいがち。ベビーは噛むことを一生懸命勉強している時期だということを、忘れないで。

赤ちゃんが食事に集中できる時間は、長くでも15〜20分程度。赤ちゃんが食事に集中できる時間は、長くでも15〜20分程度。

離乳後期になると、食べ物を手でつかもうとする様子がみられるようになります。手を伸ばし、食べたがるようなしぐさをみせたら、スティック状のゆで野菜などをメニューに加えると良いでしょう。ベビーの食事に対する好奇心を引き出すことができます。

この頃、遊び食べを始めるベビーは、上手に食べ物をつかんだり、口に運んだりが難しく、食べこぼし、食べ散らかしが増えてしまいます。ベビーの好奇心を阻害しないよう、出来るだけベビーの遊び食べにも付き合ってあげられるようにしましょう。

ママはあせらず、イライラせず見守ってあげられるようにしましょう。

食べ物を与えながら声をかけ、食べることが楽しいことだと思える環境作りを心がけましょう。