妊婦が安定期に入ったらパパも一緒に歯科健診に行こう|妊娠☆子育てnavi【パパの出産編】

妊婦と歯科健診妊婦と歯科健診

妊娠するとつわりで歯磨きがおろそかになったり、食べる回数が増えて口内細菌が繁殖しやすい環境になったり、ホルモンの変化で歯肉の炎症を起こしやすくなります。
そんな妊婦さんとお腹の赤ちゃんの歯を助けるための制度があります。

妊婦には現在、無料の歯科妊婦健診が1回ついてます妊婦には現在、無料の歯科妊婦健診が1回ついてます

妊娠中に受けられる歯科健診のことを妊婦歯科健康診査といい、
無料ですので安定期に入る妊娠16〜20週には一度受診しておいたほうがいいでしょう。

妊婦の歯科健診を行っている歯科医院もしくは保健センターに事前に予約しておきましょう。

当日必要なモノはお住まいの自治体によっても違ってくるようですが、
私の住んでいる地域では妊婦健康診査補助券綴りの一番後ろについてある妊婦歯科健康診査受診券と母子健康手帳とすくすくハンドブックが必要でした。
母子健康手帳と一緒にもらってあるバーコードシールを貼って名前を書いた妊婦歯科健康診査受診券と母子健康手帳を診察前に渡します。

妊婦歯科健康診査は健診のみで治療はしません 痛くないですよ妊婦歯科健康診査は健診のみで治療はしません 痛くないですよ

妊婦さんは当日の費用負担はなくて、歯科健診のみになります。治療の必要な場合は無料ではなくて治療費が必要になります。

診察後、渡しておいた母子健康手帳に歯医者さんの方から健診結果を記入してもらいます。

でもなかなか面倒臭いし、歯医者さんは行きにくいって妊婦さん多いようです。

妊婦歯科健康診査について妊婦歯科健康診査について

妊婦歯科健康診査では
歯の状況(虫歯・かみ合わせのチェックなど)と
歯肉の状況(歯肉の炎症・歯石の付着・歯周ポケットの有無など)、
その他(顎関節・粘膜の異常など)を診て、
母性の健康の保持増進及び胎児の健やかな発育を図るための歯科保健指導をしてくれます。

治療については保険が適用されるけど、有料の健診にはなかなか行く機会がないので、
最初の健診と歯科保健指導をする目的で無料の妊婦歯科健康診査があるようですね。

そんな場合、パパも妊婦さんと一緒に歯科健診・治療に行ってみてはどうでしょう。

妊婦はお腹の赤ちゃんのために必要かもしれないけど、パパは必要ないでしょう!?とか思っていませんか。それは間違いです!!

赤ちゃんが生まれてくる前にパパもママも綺麗な歯でいるように治療しておきましょう。

赤ちゃんと虫歯について赤ちゃんと虫歯について

生まれた赤ちゃんには虫歯菌はいない生まれた赤ちゃんには虫歯菌はいない

生まれたての赤ちゃんの口内には虫歯になる細菌(ミュータンス菌など)が存在しません。

赤ちゃんの虫歯はパパやママなどの周りの人の唾液を介して、感染すると言われています。

赤ちゃんに虫歯菌をうつさないようにするためには・・・
  ・赤ちゃんに口移しで食事を与えない
  ・パパやママが使っている箸やスプーンで食事を取り分けたりしない
  ・出産前までにパパとママの虫歯の治療をしておく
  ・赤ちゃんに生えてきた歯のお手入れを充分にしてあげる

つまり、パパと言えどもお腹の赤ちゃんのためにできることがあるんですよ。

歯医者さんなど病院に行くのは億劫ですが、そこはパパが率先して行ってみては・・・。
赤ちゃんのためにいい歯医者さんを出産前に見つけておくチャンスだと思って☆

ちなみに、お腹の赤ちゃんは妊娠6〜7週目には歯の芽が出来てきますので、妊娠中に赤ちゃんの丈夫な歯を作るための栄養を妊婦さんはたっぷりとることも大切なんですね。

僕はこうして妊娠生活を乗り切りました僕はこうして妊娠生活を乗り切りました

妊娠するまでほとんど歯医者に行くことがなかった二人でしたが、妊婦歯科健康診査をきっかけに私も妻と一緒に私の仕事後に歯医者さんに行くようになりました。

出産前までにいい歯医者さんに出会っておくと、子供が虫歯になったときなどにも大変助かるものです。