けが・やけどの応急処置を知っておきましょう
赤ちゃんの動きは、大人が予想できないもの。
ちょっと目を離したすきに、思わぬケガをしてしまったり・・・ママ・パパ・みんな気を付けていたつもりのはず。でも、怪我や火傷に合う赤ちゃんはどの時代にもいつもいます。
小さな体の赤ちゃん。回復力があるとはいえケガはなるべくないほうがいいですが、もしもの時のために、ママやパパはけがややけどの応急処置の方法を知っておくと良いでしょう。
怪我・火傷の応急処置を知っておきましょう。
いざという時に慌てないためにも、大切な知識です。
赤ちゃんのやけどの応急処置
大人よりも表面積の少ない赤ちゃんが火傷をすると一大事になるケースがありますが、小さな火傷なんかだとママやパパが応急処置をしてあげてすぐに病院に連絡して対応を聞くと跡は残るかもしれませんが、身体機能に影響を及ぼすようなケースは防ぐことができます。
ママ・パパがすぐに出来る赤ちゃんの火傷への応急処置は・・・
まず、しっかりと冷やすこと。
流水(水道などを利用しましょう)で幹部を最低20〜30分以上冷やしましょう。服を着たままやけどした時は、服の上から冷やします。肌に服がひっついてるような場合には無理に服を脱がしてはいけません。まずは十分に冷やしてから病院へ。
みそやアロエなど、家庭療法的なものを素人判断で塗ってはいけません。
大人ならまだしも、赤ちゃんは免疫力が弱いので、思わぬ感染症などにつながる恐れもあります。
赤ちゃんの様子・泣き方などを観察しながら処置しましょう。
どういった状況でどこをどのくらい火傷したのかを把握しておくと病院で処置の参考になります。
こんな時は診療時間外でも至急病院へ!!
顔や頭・間接や手のひら部分のやけど
広範囲のやけど(判断が難しい場合は、電話などで問い合わせましょう)
やけどした部分が赤くならず白くなっている・黒くなっている
赤ちゃんが頭を打って怪我をした場合の応急処置
赤ちゃんは頭部がまだまだ柔らかくて脳や血管への衝撃を吸収しきれません。
だからと言って頭を打ったら全部、病院に行く必要もないんです。
頭を打っても、すぐに元気よく泣きだしたらそのまま自宅で安静にしていて大丈夫。
その際、他にケガはないかなど、全身をチェックしてあげましょう。強く打ったと思う場合は念のため病院へ。また、頭を打ったあとに反応が鈍くなったり、身体の動かし方がいつもと違うなと思う時も病院へ。
こんな時は診療時間外でも至急病院へ!!
意識がない
けいれんを起こす
何度も吐く
打った部分がへこんでいる
出血がとまらない
つまり、これらの症状以外のときは様子をみて判断できるってことです。
※病気やケガ・応急処置などについての情報は「母子健康手帳」「育児健康読本」などを参考に
作成していますが、当サイトが内容の責任を負えるものではありません。ごめんなさい。
情報は参考までにご利用ください。
つれづれなるままに・・・ちっさいメモ
子供の傷(きず)はついついあせってしまうもの。鼻血や異物混入・外傷などの応急処置マニュアルは、準備しておいて、すぐ見られるようにしておきましょう。救急病院や消防ではこれらの処置の講習などを行っているところも。やけどなど、早期処置で跡を残すことなく済む場合もあるようです。