生後1ヵ月頃からの新生児スキンケア(全身のかさつき・アトピー性皮膚炎・日焼け)|妊娠☆子育てnavi【育児編】

生後1ヵ月頃からの新生児スキンケア(全身のかさつき・アトピー性皮膚炎・日焼け)

生まれすぐの赤ちゃんの肌は、とても皮脂量が多く、脂っぽい状態。

これはお腹の中の時に受けるママの女性ホルモンが影響しています。生まれてからは影響を受けなくなるので、皮脂量は急激に減っていきます。そうなることでこの頃特有の肌トラブルも増えてきます。

赤ちゃんの成長と皮膚トラブルの表

ここでは特に、全身のかさつき・アトピー性皮膚炎・日焼けの症状とケア方法をまとめています。

全身のかさつき全身のかさつき

生まれてすぐの赤ちゃんは、ママのホルモンの影響で、皮脂量がとっても多い状態です。

でもそれも、生後2ヶ月目になると急激に減り始めます。皮膚は皮脂分泌が少なくなることでバリア機能が弱まってしまいます。水分が蒸発しやすく、乾燥が起こってしまいます。これが、頬や体のかさつきの原因。皮脂分泌の活発な新生児期にも口の周りなどを濡れたガーゼでゴシゴシ拭いたりすることによりカサつく場合があります。

生後1〜2ヶ月頃の全身のかさつきのケア方法生後1〜2ヶ月頃の全身のかさつきのケア方法

皮脂を落としすぎないようい注意しましょう。石鹸で洗う場合にも、洗浄力の強いものは避け、優しく洗ってあげるようにしましょう。頬や額など、乾燥が目立つところはクリームなどを使い、しっかり保湿してあげるのも大切です。この頃から赤ちゃんの動きが活発になってきます。クリームやローションが塗りにくい時は、保湿効果のある入浴剤などを利用すると便利ですよ。

でも実はこの時期の乾燥を促してしまうのは、実はママのスキンケア方法によるのかも知れません。ついこないだまで皮脂量たっぷりだった赤ちゃんの体の変化に気づかず、同じようなケアをしてしまい、乾燥をひどくさせてしまうケースが多いようです。この頃の赤ちゃんは、脂っぽかったり乾燥したりの変化が著しいもの。沐浴の際やおむつを取り替える時、しっかりチェックしてお肌の状態変化を見逃さないようにしましょう。

アトピー性皮膚炎アトピー性皮膚炎

最近の子供の肌トラブルの中で、最も心配される病気が、「アトピー」ではないでしょうか。

アトピー性皮膚炎は、その他新生児期によく起こる「ごく良性の湿疹」との区別がつきにくく、そのため対処が遅れてしまう傾向にあります。アトピー性皮膚炎の症状の特徴を知って、「もしかして・・・」と思う場合には早めに病院で検査してもらうようにしましょう。

アトピー性皮膚炎の症状が現れるのは、早くて生後2カ月頃から。

乳児期の症状の特徴としては、耳切れやひじ、ひざの裏側など関節部分の皮膚が切れたり、関節の外側がカサカサになったりします。強いかゆみがあるために掻いてしまい、ジュクジュクしてしまいます。

生後1カ月半頃から、頬やおでこの部分を中心に湿疹が現れる症状は、ほとんどの赤ちゃんが一時経過する「乳児湿疹」です。症状が2ヵ月以上長引くようならアトピー性皮膚炎の可能性もありますので、皮膚科に相談しましょう。

又、もう1つの判断方法としては、アトピー性皮膚炎の場合、湿疹どうしがひっつきあって大きくなること。良性の場合には湿疹どうしは個別でぽつぽつと現れますので、これも参考に、赤ちゃんの体をチェックしてあげてください。

アトピー性皮膚炎のケア方法アトピー性皮膚炎のケア方法

自宅で出来るケアとして、かゆがっているときは、冷やしてあげましょう。
普段から皮膚を清潔に保つことも大切。
乾燥はかゆみの原因となりますので、保湿してあげましょう。特に冬場などに乾燥が目立つ場合には保湿クリームなどを利用して保湿を。衣類も肌着は天然素材のものなど、刺激の少ないものを選ぶようにしましょう。毛糸など、チクチクするものは避けて。

乳幼児期のアトピーは2歳頃までに治るケースも多いです。早く適切な治療をするのがとても大切。早めに病院でみてもらいましょう。

日焼け日焼け

昔はたっぷりとお日様にあててあげると、元気で健康な子に育つと言われていましたが、昨今では、紫外線がどんどん強まり、単純に「子供はお外で、元気に!」とは言えなくなってきていますね。

特に、生後1年未満の赤ちゃんは皮膚が薄くメラニン色素も少ないので、強い紫外線を浴びると大人よひどい症状が出る場合があります。赤く腫れてしまったり、軽度のやけど症状になってしまうケースも。また大人にも言えることですが、紫外線をあびると免疫力が低下してしまいます。

日焼けのケア方法日焼けのケア方法

まず一番に、日焼けをしないようにすることが大切。帽子をかぶったりUVカットクリームを塗るなどで日焼けを防止しましょう。UVカットクリームは、赤ちゃんの肌にも使える低刺激なものを選び、塗った後は必ず落とすようにしましょう。特に夏場や日差しの強い季節には紫外線量が最も多くなる午前10時〜午後2時までの外出を控えたりることで、日焼けを防止できます。「日焼けをしすぎてしまった!」と思ったら、まずはよく冷やすこと。

水ぶくれになってしまったら、手当が必要ですので、病院へ連れていってあげましょう。

つれづれなるままに・・・ちっさいメモ妊娠・子育て・出産についての、ちっさいメモ♪

赤ん坊の肌と言えば、つるつるぷるぷる、悩み知らずの憧れ肌・・・のイメージですが、実は肌トラブルは多いもの。赤ちゃん(乳幼児・乳児・新生児)の肌トラブルといえば、湿疹・ざそう・脂漏性・アトピー・アレルギー・あせも・おむつかぶれ・寄生菌・日焼けなど・・・多種多様。

ママは赤ちゃんの肌と自分の肌のスキンケアーも大変!又、妊娠・出産を経験したママの肌もトラブルが増えてしまうもので、アンチエイジング・美白・毛穴ケア・しみも忘れずに!ベビーが小さいころは、ママはとっても忙しいのでスキンケアはシンプルなものが、おすすめ。お母さんのためのコスメ人気ランキングや口コミで情報収集、してください。