安心して出産できるように
お産が近くなったママの体には、さまざまな変化が現れてきます。出産近くに起こる体の変化のほとんどは、お腹の中で赤ちゃんが降りてきて、出産が間近にせまっているため。つまりお産の前触れです。
しかし、これらの変化に意外と気づかないママも。「まだ予定日じゃないから」「お産のサインがどんなのか、知らなかった!」「妊娠してからは、体調変化ってたくさんあったから・・・」などなど。だけど、出産の前触れに早めに気づいたほうが、安心した出産に臨めます。
分娩予定日はあくまでも目安。予定日の前3週間、後2週間の分娩を世期産といい、
正常の範囲内で起こる出産です。
ですから、妊娠36週に入ったら週に1度の健診をきちんと受ける事も、大切。
出産のサインがなくても、いつでもお産入院ができるように十分に睡眠をとり、
お風呂に入って体を清潔にしておきましょう。
特に夜中のかけての出産の可能性もあります。予定日近くになったら、お昼間でも「眠たい」と感じたら、睡眠をとるようにしましょう。
こんな症状がでたらお産のサイン!?
予定日の前3週間〜後2週間の頃、おなかの張り・痛みが収まらない・出血・破水がある場合は、
至急病院へ連絡します。
お産が近付いてきたサインとして・・・
・おなかが頻繁に張る
・胃のあたりが、すいたような感じがする
・トイレが近く、何度も言ってしまう
・腰の周りが痛み出す・太もものつけ根が押される感じがする
・おりものが増える
・胎動が少なくなる
こんな体調変化が見られたら、いつでも病院へ行けるように身支度をします。慌てて急激な動きをしないように。前もって準備しておいた入院用のカバンを用意してかかりつけの産婦人科か病院へ連絡して対応を聞きましょう。
お産のはじまり
お産の始まりには、一般的に以下のような兆候が現れます。順番も強弱も人それぞれです。
おしるし(血液の混じったおりもの)が少量見られます。
普通、この後1〜2日のうちに陣痛が始まります。
おなかが張り、腰へも響くような規則的な子宮収縮が起こります。
この子宮収縮が10分おきの間隔になったら陣痛が始まったことになります。
普通、お産が進んで子宮口が十分に開いたときに破水がおきますが、
それ以前に破水(前期破水)が起こるケースもあります。
前期破水は、放っておくと赤ちゃんが細菌などに感染する可能性も。早めの入院が必要です。又、大量にバシャッとでた場合や、少量でもダラダラと止まらない場合は、すぐに病院へ連絡しましょう。
上記どれかの症状が始まったら、入院の目安。病院へ連絡し、医師・助産婦さんなどからアドバイスを受けましょう。
つれづれなるままに・・・ちっさいメモ
お産のサイン、なかなかわかりずらいもの・・・見逃してしまう妊婦さんも、多いのだとか。妊娠のための入院・出産準備は早めにしておきましょう。ママと赤ちゃんの退院の際、車でお迎えに行くパパは、要注意!チャイルドシートは、退院したその日から必要になってきますよ。