新生児の頃に気をつけたい病気など|妊娠☆子育てnavi【育児編】

新生児の頃にきをつけたい症状新生児の頃にきをつけたい症状

まず新生児とは・・・

一般に、1歳に満たない赤ちゃんを乳児、出生後28日未満の赤ちゃんを新生児と呼びます。つまり、生まれて1ヶ月以内の子供のことをこう呼ぶのですね。この名称、普段の生活ではほとんど使いません。ですが、病院などでは具体的に分類されていて呼ばれる場合がありますので、覚えておきましょう。

この頃の赤ちゃんは、お腹にいる時と同じような生活をします。

新生児は短い時間起きて、短い時間眠る。新生児は短い時間起きて、短い時間眠る。

だから、ママやパパがびっくりするような時間に目覚め、大泣きしてしまうケースも。わからないことも多く、大変な時期ではありますが、この頃特有のライフスタイルを理解して対応できれば、慌てずに対処できます。どの赤ちゃんもこの状態が年中ずっと続くわけではないです。だんだん時間が長く寝てくれて、だんだん時間が長く起きてくれるようになるモノです。

新生児期に気をつけたい病気とその症状について、まとめています。

新生児の頃の病気と症状新生児の頃の病気と症状

この頃のママにとって、赤ちゃんは初めてのことだらけ。どれだけ注意していても、自分の体調を崩したり、赤ちゃんの異変に気づかない場合も。体が小さい子供にとって、小さな変化も大きな負担になってしまいます。又、症状を伝える術を持っていませんので、周囲の大人が判断してあげるしかありません。

どれだけ注意していても、熱や異変はいきなりやってきます。
特に赤ちゃんはすぐに熱を出してしまうもの。

新米ママにとっては、小さな変化も不安でいっぱいなことと思います。特にお昼間、一人の時に体調が変化したら・・・ついパニックになってしまいがち。ただし、この頃の赤ちゃんの異変は本当にたくさんあります。それはまだまだ、お母さんの体内から出たばかりでうまく機能調節ができないケースが多いからです。

全部いちいち病院へ駆け込む必要もないし、必要以上に気に病むこともないんですよ。

慌てずに対処

この頃にかかりやすい病気や、特有の症状・体の変化を知っていれば、適切な対応ができると思います。

又、「何か変だな・・・?」「ちょっと心配・・・」と迷った時は、まずは病院に電話で相談してみるのも大切です。かかりつけのお医者さんがいれば、その時々の変化についても詳しく相談にのってくれると思います。

新生児特有の病気新生児特有の病気

新生児の頃は、1週間検診、1ヶ月検診など、頻繁に赤ちゃんの様子をチェックしてもらえる機会が多いので、特に突発性の事故以外、神経質になり過ぎる必要はないと思います。

だけど、病気について知らないと、小さな異変にもとまどい、あせってしまいます。新生児の頃にかかりやすい症状や異変について、ママやパパも知っておくと、安心ですよ。


【黄疸 (おうだん)】
生後2日〜2週間の頃に現れる症状です。
赤ちゃんの体が黄色っぽい粉が吹いたようになったり、黄色く肌荒れしたり、白目の部分が黄色くなったり、という症状で、体の成長に肝臓の機能が追いつかずなる病気ですが、時間が経てば自然に治っていきますので、あまり不安がることはありません。
ママ・パパママ・パパの注意点気をつけたいのが、生後24時間以内の黄疸と、2週間以上経っても消えない場合。
肝臓の機能障害などの可能性もありますので、病院で相談してみてください。
【新生児メレナ】
生後数日で消化管から出血が起こり、吐血、下血してしまう病気。
出血の量も多いので、かなりびっくりしてしまうと思いますが、パニックにならないで。すぐに病院へ行き、きちんと治療すれば後遺症などの心配もなく、新生児には少なくない病気です。
ママ・パパママ・パパの注意点この場合に気をつけることは、脳内出血が起こってしまっている時。
とにかく出血が起こった際にはなるべく早く病院へ向かい、適切な処置を受けるようにしましょう。電話などで症状を伝えてから病院へ行くとスムーズですので、決してパニックにならないように。
【低血糖】
双子や未熟児など、栄養素の予備が少ない赤ちゃんに起こりやすい病気です。
病院で糖水を与えてもらって不足を補います。一般に、新生児に乳首以外のものを与えてしまうと、母乳を吸わなくなる、といわれています。
ママ・パパママ・パパの注意点自分で対処しようとは決してしないで。病院で対処してもらいましょう。
【ビタミンK欠乏症】
特発性乳児ビタミンK欠乏症は、生後1ヶ月の頃にかかりやすい病気です。
これは、赤ちゃんがまだ自分の体でビタミンKを充分に作ることができないためにおこります。生まれてすぐと、生後1週間の頃、検診の際に病院でビタミンKを処方してくれます。
ママ・パパママ・パパの注意点処方通りにきちんとビタミンKを摂取できれば起こる心配がほとんどありません。
【臍(へそ)ヘルニア】
でべその状態のことを指します。
へその緒を取ったあとのおへその皮膚は薄いので、小腸などが飛び出してしまっている状態です。特に心配する病気ではなく、半年〜1年で次第にお腹に戻ってくれるものです。
ママ・パパママ・パパの注意点それ以上経過しても戻らない場合にも、生活に支障はありません。
見た目の問題から手術する場合もありますが、新生児の頃には心配しすぎる必要はありません。
【喘息(ぜんそく)】
新生児に限らず子供に増えている病気の1つ。
特に寝転んでいることの多い新生児の時に気をつけたいのは、ダニによる喘息。とはいえ、神経質になりすぎる必要はありません。
ママ・パパママ・パパの注意点気をつけたいのはお布団にも掃除機をかけるなどの対処だけ。
お布団を干してもダニ退治にはなりません。逆に、布団干しの際に外の花粉やほこりがついてしまうことも。布団干しでお日様に当ててあげることは良いことなのですが、布団干しが終わったら、併せて掃除機で処理を。又、寝具を定期的に洗濯してあげることも大切です。寝ていることの多い赤ちゃんなので、お部屋は適度に掃除して、清潔に保ってあげてください。
しかし、いずれもあまり神経質にやりすぎないで。
清潔にしすぎて赤ちゃんが病気や外部要因に対する抵抗力を育てることが出来ず、免疫力の弱い子供に育ってしまう場合も。気になる場合は専門家に相談して、正しい対処法を探りましょう。

つれづれなるままに・・・ちっさいメモ妊娠・子育て・出産についての、ちっさいメモ♪

新生児のころの子育て・育児はなかなか大変!ママもわからないことが多いし・・・だっこ1つだって、大丈夫かな?と思ってしまうもの。

特に不安に感じるのは、体重増加と、病気。湿疹や発熱、あせもなどは、実は生まれたてのベビーには、よくあるもの。あまり神経質になりすぎても・・・とはいえ、やっぱり心配してしまいます。アトピーなどのアレルギーのケアには、効果の高い、赤ちゃんに適したスキンケアグッズを使いたいもの。人気ランキングや口コミも参考にして。けいれんや過剰の下痢・吐くなど急な変化にも対応できるように、かかりつけの病院・小児科への連絡先は、常にわかる所に準備して。