出産一時金や出産手当を上手に活用しましょう
妊娠・出産・子育て・・・には、どんどんお金がかさむもの!
妊娠の時にはママのマタニティウエアや赤ちゃんグッズに・・・出産の費用までびっくりする程かかってしまいますよね!そして、待望の我が子との生活・・・毎日大きくなる子供への洋服や、成長に合わせたおもちゃやグッズ、学費や勉強机はまだまだ先だけど・・・これから必要になるお金はたくさん!!
そこで、
支給される出産一時金や出産手当を上手に活用していきましょう。
手続きなどを面倒がらず、やりくりに、家計の足しに・・・ここはパパの出番ですよ!!
出産一時金・出産手当って?
妊娠・出産でかかった病院でのお金は、普段、病気で病院に行く場合と違って健康保険が適用されません。
妊娠・出産でかかった病院の費用は全て負担しなければならないのです!
お金に余裕のない家庭では、ママが頻繁に病院に行きにくかったり、病院での出産を控えるママも。しかし、以前、緊急の際にかかりつけの病院がない妊婦が救急搬送でたらい回しにされ、危険な状態に・・・などが社会問題にもなっていますね。
しかし、沢山かかる出産費用を援助してくれるのが、「出産育児一時金」です。
出産育児一時金は、自分で手続きをしないと、もらえません!!
手続きは面倒でも、必ず申請して給付金を受け取りましょう。出産の際の病院への支払が難しい場合は、その出産育児一時金から直接病院へ振り込んでもらうことも可能な場合もありますし、出産から2年以内なら申請手続きをすれば受け取れます。
出産育児一時金は健康保険に加入していて保険料をきちんと払っている人なら
子供1人につき約40万円程度もらえます。
又、働くママのには「出産手当金」も。こちらは被保険者が出産のため会社を休み、会社から給料などの報酬が得られない場合に支給されるものです。
どちらも自分で申請しないと、絶対に受け取れません。知らないと損しますよ!
出産育児一時金どうやったらもらえるの?
一般に、出産一時金と言われているものです。
健康保険に加入していて保険料を払っている人なら、子供1人あたり約40万円程度のお金が、出産育児一時金として受け取ることができます。
出産は病気の時とは違い、定期検診や出産費用は全額負担しなければなりません。
逆に帝王切開などの異常出産のときは、健康保険が適用されます。覚えておきましょう!!
双子以上の多生児を出産した場合は、生まれた胎児の数だけ支給されます。
まずはどこでもらえるのか、確認しましょう。
保険者が「○○保険組合」なら、その組合か職場に問い合わせます。「社会保険事務所」なら会社を管轄している社会保険事務所、市区町村になっていれば役所が手続きや問合せ先となります。まずはお手持ちの健康保険証を確認してみましょう。
国民健康保険の場合の手続き方法
@役所か病院か保険支部で請求用の書類をもらう。出産前に手元に用意しておきましょう。
A出産を終えたらその請求用紙の証明欄にお医者さんや助産師さんに必要事項を記入してもらいます。
(病院によっては手数料がかかる場合も。)
これは役所で証明欄記載が可能なら、病院での手数料分が節約できます。
B書類に必要事項を記入したら役所へ提出。出生届と併せて提出すれば、一度で届け出が完了しますね。
国民健康保険証や母子手帳、振込先の銀行口座番号、印鑑を忘れずに。
手続きが完了すると、その場で現金が渡される場合もあります。多くは2週間から2ヶ月後位に指定口座に振込まれます。もらい忘れた場合は出産から2年以内なら請求できます。ただし、2年を1日でも過ぎてしまうともらえません!忘れないうちにすぐに手続きしておくのが一番ですね。
健康保険の場合は、「出産育児一時金」または「家族出産育児一時金」の請求書類をもらっておきます。保険者が「健康保険組合」であれば会社の総務などでもらえます。「社会保険事務所」の場合は会社を管轄する社会保険事務所でもらえます。後は「国民健康保険」の場合と同じように書類を作成し、書類をもらった各部署へ書類を提出します。
つれづれなるままに・・・ちっさいメモ
出産一時金は、育児家庭の心強い味方。
特に出産には、保険だけではカバーできない費用も多いですよね。申請は面倒ですが、事前申請の制度や、病院で手続きを手伝ってくれるところも。支給には期間もあり大変ですが、申請しなければ、もらえません。産休や退職などで、ただでさえ家計に打撃・・・という方にも、出産給金の社会保険制度活用がおススメです。